(1)イギリス

・投資家ビザ

イギリスの投資家ビザの申請基準は、「英国政府当局の規制下にある銀行口座に、200万ポンド以上、自身が自由に使えるお金を所持していること」です。当初40ヵ月の「Tier 1ビザ」が与えられ、イギリス国内で就労・就学することが可能になります。そして、イギリスに入国後3ヵ月以内に200万ポンドの投資を行うことが求められます。これは滞在許可の期間を通じて維持されなければなりません。最初の40ヵ月の滞在許可期間が終了する際、投資家は「滞在延長許可」を申請し、200万ポンド以上の投資を維持している等の条件を満たしている場合、2年間の滞在延長許可が投資家本人とその家族に対して与えられます。

・永住権

上記ビザを保有し、5年間(年間半分以上)イギリスに居住すれば、永住権の申請が可能になります。投資額引き上げのオプションを利用した場合は2年または3年で申請が可能となる場合もあります。

永住権申請にあたって、申請者本人とその家族は、「Life in the UK」テストと呼ばれる市民権・永住権の取得希望者向けの一般常識テストを受ける必要があります。また、十分な英語の知識があることを証明する必要があります。

(2)スペイン

・投資家ビザ

スペインの投資家ビザ(ゴールデンビザ)の取得には以下のいずれかが必要になります。

・1申請者あたり50万ユーロ以上の不動産投資

・スペインに貢献するビジネスプロジェクトをスタートさせること

・スペイン国債購入(200万ユーロ以上)、スペイン企業の株式購入(100万ユーロ以上)もしくはスペインの金融機関への預金(100万ユーロ以上)

当初は一年のゴールデンビザが発給され、その後諸条件を満たしていれば、2年毎の更新が認められます。

・永住権、市民権

投資家ビザを5年間保有したものに永住権が発給される可能性がある。

また、スペインに10年以上在住するなど条件を満たせばスペイン市民権の申請が可能です。

(3)マルタ共和国

・居住権

以下の条件を満たすことにより「グローバル・レジデンス・プログラム」によってマルタ共和国の居住権を取得することができます。

・中心地の場合、275,000ユーロ以上の不動産物件を購入もしくは年間9,000ユーロの不動産物件の賃貸

・年間15,000ユーロ以上の税金の支払い

(海外からの送金に対して15%の優遇税率で課税、最低税額15,000ユーロ)

・永住権

上記ビザを保有し、5年間(年間半分以上)マルタ共和国に居住すれば、永住権の申請が可能になります。

(4)マレーシア

ロングステイプログラム「MM2H(Malaysia My Second Home)」があります。MM2Hビザとは、資産証明などの審査を経て許可されれば、最長10年間マレーシアに滞在できるという長期滞在ビザです。

50歳未満
・資産 RM500,000以上 (約1,250万円)
・月収 RM10,000以上 (約25万円)

50歳以上
・資産 RM350,000以上 (約875万円)
・月収/年金 RM10,000以上 (約25万円)